皮膚操体の真実

当方では

http://blog.teizan.com/entry/20141016/1413441425
(操体法大辞典より)

15年前、師匠が「操体は皮膚だ」と言った時、いわば
無視した操体関係者が「皮膚操体」とか言い出している。

私は5年前に「今に皮膚を無視している操体関係者が多分『皮膚』と言いだし,
10年したら普通に『やっぱり操体は皮膚よねぇ』と言うだろう」と予測している。

私の予測は多分当たる(笑)

問題は、皮膚を引っ張るとか捻るとか絞るとか
「皮膚操体でマッサージ」とか、とにかく皮膚に刺激を与えれば
何でも皮膚操体(厳密に、私達は『皮膚操体』とは言わない)と言っている
みたいである。

「皮膚操体」と言っているのは大抵は刺激だ。

刺激と接触は全く違う。これを混同しているケースが多い

私達がやっているのは(渦状波®)刺激にならない皮膚への接触だ。
別名「第三分析」(D3)とも言う。

どう違うのか。

刺激と接触では、神経の伝達回路が違うし、
刺激は意識に関与するが、接触は無意識に関与する。

渦状波®という名称を使えるのは、
操体法東京研究会の出身者で、許可が与えられた者だけである。
最近無断使用しているところが多い。

実は法律に抵触するのである。

ある接骨院のサイトに「渦状波やります」と書いてあったので、
電話して聞いてみたら、受付の女の子が
「うちは低周波ならやります」と答えた(苦笑)。