目次
操体の施術と基本
操体の基本(セルフケア)をマスターしたければ、この講習が最適です。
(最新最速も叶えます)
この講座をオススメする人
勿論、操体でセルフケアしたい人、元気で健康に暮らしたい、と言うのが原則ですが、一般の方、専業者問いません。
・操体に興味があるけれど、どこから手を付ければいいのか分からない人
・本を読んだり動画をみてもわからなかった人
・操体の講習を受けたり施術を受けたりしてもよくわからなかった人
一般の方
- セルフケアを習得したい
- 自分のからだをもっと知りたい
- 姿勢をよくしたい
- 生活のなかで操体を活かしたい
- きもちよく治る、とはどういうことなのか知りたい
- 操体関係の本を読んでもやり方がよくわからない
治療家・臨床家の方
- 操体における「快」の定義を知りたい
- 操体の基礎を知りたい
- セルフケアを習得したい(自分のメンテナンスをしたい)
- 本を読んでもやり方がわからない
- 患者様が動いてくれない(一番多い悩みです)
- 「楽」と「きもちよさ」の違いを知りたい
- 第1分析、第2分析、第3分析の違いが知りたい、体験したい
2002年に開講
2002年に開講以来、当方で一番人気のプログラムです。
操体を実際に受けて頂く(操体の施術)、セルフケアのレクチャー(ベーシック講習)と「操体を受ける」+「学べる」が一つになった唯一の講座です。
操体法東京研究会の定例講習を受ける前に受講される方も多数
個人レッスンなので、その方のレベルに合わせたレッスンが可能です。
操体に興味を持ったけれど、こんなお悩みはありませんか?
- 操体でセルフケアしたい、自分の健康は自分で管理したい。そう思って操体の本を買ったり、動画を見たりしても今一つ【本当にこれでいいの?】という疑問が湧く。
- 「きもちよさ」というキーワードにひっかかる。「きもちのよさ」ってどういうこと?そこに引っかかってしまう。また、実際に本を読んでやってみても「きもちよさ」に納得できない
- 操体を付けて、きもちのよさを感じられないのに、先生に「きもちいいですか?」と、何度も何度も先生に聞かれ、いやになった。
- 操体を受けてみたけれど「きもちのよさ」というのがわからない。自分は操体を受ける素質がないのかな?と悩んだりする。
操体・操体法について
操体・操体法には、独自の「ボディの歪み」に関する考え方や、「病気になる順番と治る順番」があります(西洋医学とは真逆)。また、独自の言葉などもあります。整体や他の療法の常識で考えには当てはまらないこともあります。
また、多くの方が引っかかるのが「きもちのよさ」問題ですが、これが解決すると、操体の基本の9割は解決したも同然です。
これらを踏まえて、実際に体験していいただくことにより、それぞれのご希望に沿ったプログラムを提供いたします。
また、操体の基礎をマスターするには順番があります。
独学で壁に当たるのは、この順番を間違えていることが多いのですが、経験と、どこで壁にあたるか熟知した講師が、ご希望に合わせてレッスンいたします。
また、実際に体験していただくと「全く違うことがわかりました」というお声を頂いています。
そうなると、未病医学としてのセルフケアが可能になります。
難所「快適感覚」
今でこそ操体法は「快適感覚・きもちのよさ」というキーワードで語られていますが、操体法の本で一番売れていると思われる「万病を治せる妙療法」の時代は、そうではありませんでした。
当時行われていた操体法は「どちらに動かすと楽ですか、辛いですか」と、二者択一の動診(動かして診るという操体独自の診断法)を行い、楽な方向に動かして、可動域極限で動きをたわめ、数秒の後に瞬間急速脱力し、それを2回~3回くり返し、再動診を行い、操法前とどう変わったか確認するというものでした。
これを、操体法東京研究会の三浦寛先生は「第一分析」と命名しています。
中には「キモチイイ方に逃げる」というような記述もありますし、確実にきもちよさを味わえるであろうという動きを取らせ(脊柱伸展など)、脱力させるものもあります。ただ、きもちよさに関する動診は「一方向」です。
そして、橋本敬三医師自身も、昭和50年代(70代)には、まだ「楽と快の区別」をはっきりつけていませんでした。
著書にも「やりやすい方(快適運動)」と書いてあるところもあります。「きもちいい楽な方」という記載もあります。
それが、85歳で現役を引退した際と、90歳の卒寿のお祝いの時には「楽と快は違う」と明言しています。
残念なことに、橋本敬三医師が「楽と快は違う」とおっしゃったことは、一般の書籍には書かれていません。
操体に興味のある方はほぼ「きもちよさでなおる」「ひとりでできる」という言葉に興味を持つのだと思いますが、一番売れていると思われる「万病」の時代は、まだ「きもちよさ」をききわけ味わう「第二分析」はまだ存在していないのです。
以前「万病を治せる妙療法」の出版社の編集の方に聞いたところ、ここでは新入社員研修で操体をやるそうなのです。
私が「操体におけるきもちのよさってわかります?」ときいたところ、
「実を言うとわかりません」と言っていました。
「私がレクチャーしましょうか?」と聞いたところ担当の方は
「いえ。本を読んで学習します」と言っていました。
というものの「万病」書かれている動診操法は、99パーセントが「楽か辛いか」「違和感があるかないか」という第一分析です。
やり方も第一分析と第二分析とでは異なります。
第一分析のやり方を試しても、「きもちよさ」は聞き分けられません。
何故ならば、第一分析は「楽か辛いか」「スムースか違和感があるか」という二者択一の分析法だからです。
そもそも、違和感があるかスムースで楽でなんともないか、という運動分析(可動域の分析でもいい)を行っているのに「どちらがキモチイイか」という感覚分析を持ち込んでもわかるわけがないのです。
「きもちよさが感じられない動き」いくらやってみても、きもちよさにはならないということです。
きもちよさは「どちらがきもちいいか」ではなく「この動きにきもちのよさがききわけられますか?」というように一方向(絶対的なスケール)で診断します。
文章に書くと長くなるので、この辺りでやめておきますが「きもちのよさ」の扱い方が操体のキモであり、また、その扱い方を実践しているのが「第二分析」です。
もし、あなたが「きもちのよさ」で引っかかっているのであれば、そこをお伝えします。
また、この「第二分析」を指導しているのは「操体法東京研究会」だけです。または、操体法東京研究会の出身者で構成している、一般社団法人日本操体指導者協会の指導者が行っている講習のみになります。
また、以前関西の操体愛好者のグループ向けに、三浦寛先生が講習を行ったことがありました。
★関西地方では、操体はサークルや愛好会で行っているところが多いですが、関東以北は、橋本敬三先生にならい、手技療法家が行う施術として、専門家がやっているところが多いのが特徴です。
私も随行しましたが、三浦先生が
「どちらが楽で辛いかわかる人、教えて」と言ったところ、会場にいた多くのマダム達が挙手しました(100名以上)。
次に「きもちよさがわかる人」と聞いたところ、挙手したのは、私が見たところ、数名でした。
これらの皆さんは「操体ってきもちいいですよね」と言いつつも、実際には「楽か辛いか」はわかるけれども、「きもちよさ」はわかっていないことがよくわかりました。
これは、一般の操体を知らない皆さんではなく、サークルや「●●操体の会」という名称で活動している、操体を愛している皆さんです。
それだけ操体をやり込み、愛してくださっている皆様でさえ、こんな状態なのです。言葉では「操体ってきもちよさですよね」と言いつつ、実際は「楽か辛いかはわかるけど、きもちのよさは、よくわからない」ということなのです。
また、これも聞いた話ですが、操体を受け、指導者に「きもちいいですか」(我々はこんな不躾な聞き方はしません)と聞かれても、わからない場合が殆どなのと、先生に悪いので、適当に答えている(!)ということもあるようです。
実際、私のクライアント数名からも同じ話を聞いているのです。
操体法東京研究会
操体法東京研究会は、1978年、三浦寛先生によって設立されました。
顧問は操体の創始者、橋本敬三先生です。先生は祖神の里に行かれましたが、引退はなさっていないので、現在はあちらから「名誉顧問」として、操体の発展と深化を見守ってくださっています。橋本敬三先生が顧問をなさっていたのは、操体法東京研究会のみですし、現在活躍されている操体の専門家の先生方は、ほぼ「操体法東京研究会」の出身者です。
橋本敬三先生の「きもちのよさで良くなる」という言葉と「楽と快は違う」という言葉を元に、5年の歳月をかけて「きもちのよさの有無を聞き分け味わう動診と操法」を体系づけた、橋本敬三先生の一番弟子、三浦寛先生の理論と実技をしっかり学びます。
なお、これらの講習は、操体のプロを目指すための講習ですが、プロは「被験者に操体を指導する方法」と「個人のセルフケアのための方法」の両方を行うことが可能です。
わたくし、畠山裕美は、1996年に操体専門で開業、2002年から操体法東京研究会のサブ講師、代講として講習に携わっています。
操体法東京兼休会の補講として操体独自の「視診触診講座」「足趾の操法講座」を担当しています。
また、スペインで何度か操体の講習をやっておりますが、その際も三浦先生に随行、講師として指導にあたっており、2006年には、共著「操体法 生かされし救いの生命観」も三浦先生と執筆しております。
私自身もクライアントに「きもちよさ?わからない」と言われ、どん底に落ちていたことがありました。そこから這い出すことができたのは、三浦先生のおかげです。
その中で、操体を学ぶ人が(アマチュア、プロ問わず)どこで壁にぶつかるのか、よくわかるようになり、自分も悩み、三浦先生に弟子入りすることでその壁を突破することができた経験から、自分の生涯の操体の研究テーマを「楽と快の違いを明確にする」ことに決めました。
この「楽と快の違い」を理解していただくことによって、操体のセルフケアも、操体を生業としたいと考えている方も、今のご自身の治療法の参考にしたいと思っている皆さんのお役に立てればと思っています。
皆さん、ぶつかるところはほぼ同じです。ここを指導できるのは、おそらく現時点では私しかいないと思っております。
「操体法施術+ベーシック講習」
開催日 基本的に火曜、木曜、金曜、土曜、及び祭日(予約時に調整も可)
開始時間 予約時に調整
開催場所 TEI-ZAN操体医科学研究所(西葛西)
時間 施術・講習を含め3時間~4時間
金額 25,000円(税込)初診の場合
初診料と施術料で13,000円、受講料が15,000円になりますので、別々に受けるよりもリーズナブルになっています。
形式:基本的に個人レッスンです。ご希望や、どのように操体・操体法を活かしたいのかじっくりお伺いいたします。
テキストは用意致します。
内容は基本的にセルフケア(自力自動)になります。
また、二名以上同時にご参加で、互いに操法をやってみたいという場合はご相談ください。
クレジットカード決済も可能です
キャンセルについて。当日キャンセルの場合は、受講料をお支払い頂きます。なお、前納、クレジットカード決済の場合は、振替も可能です。
操体の「秘伝」とは
ある古武術の先生が「秘伝って言うのは実は簡単なんだよ」「簡単すぎてありがたみがないから秘伝、っていったんだよ」と言っていました。
操体の理論もまさにそんな感じがします。
操体に興味がある、自分でできるようになりたい、ということは、どこかにトラブルを抱えているのですね。
人間の「健康度」の度合いが、6割であれば、ご自身で日々のメンテナンスとセルフケアを行うことができます。なお、4割に満たない場合は、セルフケアが可能になるまで、お手伝いいたします。
その日からすぐに使える方法
「これから運動するぞ!」的な気合いはいりません。日常生活の中で活かせる方法をお伝えします。
『ラジオ体操みたいな体操じゃないの?」
はい、違います。ラジオ体操とは正反対です。
ポイントを押さえないと効果がでませんが、ポイントとコツもしっかりお知らせします。
本来は施術(初診の場合13000円)と講習(15000円)計28000円ですが、こちらのパッケージですと25000円になります。
この講座を企画した理由
講師(畠山裕美)プロフィール
私自身、操体に出会って懸命に勉強し、操体のプロとして独立開業しました。ただ、私が習った操体は「楽と快」の違いが未分化のものでした。
皆さん同様、私も「操体って、きもちのよさでよくなるんだ。痛いことや辛いことをしなくてもいいんだ。セルフケアも可能ならなおいいよね」という気持ちで操体に興味を持ちました。
その後「操体法治療室」(三浦寛・今昭宏共著)の、三浦先生のパートを読み、「感覚分析」にまで踏み込む操体法とは一体どんなものなんだだろう?と思いました。
というか、この本を読んだ時「こんな考え方の治療法があったのか?!」と衝撃を受け、操体を勉強しようと決意したのです。
三浦先生の講習を受ける前に(当時はよくわかっていなかったので、どこでも同じ操体法が学べると思っていました)、良いチャンスに恵まれ、実践的な操体を勉強することができましたが、どちらかというと「感覚分析」というよりも「テクニック重視」というものでした。
その後開業し、ずっと「きもちのよさでよくなる」という体験をクライアントの皆さんに提供したいという思いがありましたが、私自身、実際に「操体臨床におけるきもちよさ」の全貌がわかっていたわけではありませんでした。
また、クライアントの皆さんに「きもちのよさって言われてもわからない」と言われ、絶望したこともありました。
そんな時、三浦寛先生の「快適感覚を聞き分け味わう」という、第二分析の操体法を見て、自分がやってきたものとの違いに大ショックを受けます(天地がひっくり返りました)。
そこで、三浦先生への弟子入りを考えます。周囲から猛反対(すでに開業していたし、講習もやっていた)を受けましたが、それまでやっていた操体法を封印し、三浦先生に改めて弟子入りしました。
そこでは一受講生として勉強をしなおし、一番の難関である「楽と快のちがい」を理解することができたのです。
そして、これらの違いを理解するすことが、操体を理解して実践すること、セルフケア、未病医学を理解することだ、と確信しました。
やみくもに、わからないことを手探りでやっていたり、壁の前で立ち止まっていると某大な時間がかかります。
限りある時間を大事にしたいですよね。
「百聞は一見にしかず」という諺がありますが、一度実際体験していただき、体得していただきたい、というのが私の願いでもあります。
FAQ
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ベーシック講習でセルフケアは可能になりますか?
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はい。操法の数が多ければ多いほどいいわけでもありませんので、お勧めの動診操法を個別にご紹介いたします。中には簡単な日常動作を試してみるだけで、長年の職業上の故障が解消したという例もあります。
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ベーシック講習で、第二分析や渦状波(第三分析)は習えますか?
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第二分分析以上を学びたいのであれば、操体法東京研究会の定例講習にご参加下さい。
ベーシック講習を複数回受講して、第二分析、あるいは渦状波を習得したいという方がいらっしゃいますが、第二分析以降は、単発での習得は不可能だと考えております。ある程度の時間をかけて学んでください。
なお、畠山が用いている「限りなく第二分析に近い第一分析」D1′(ディーワンダッシュ)(いわゆる連動操体を実践向けにアレンジしたもの)は講習も可能です。こちらは「ベーシック講習」を受講された方にご案内しておりますので、受講の際にご相談ください。
この講習では、操体の基礎(操体を指導する場合にも必要なスキルです)と、セルフケアをメインにお伝えしています。ただ、二名様以上で受講の場合、「実際に臨床(施術)で使っている、第一分析の動診操法」をお伝えすることは可能です。お申し込みの際にお知らせ下さい(二名様以上のご参加に限ります)。
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操体法東京研究会の定例講習と、どのような関係があるのですか?
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私(畠山裕美)は、三浦寛先生の弟子であり、先生主宰の「操体法東京研究会」の代理講師、サブ、視診触診、足趾の操法の講座の講師もつとめています。「操体法東京研究会」に参加する前に、当講座で色々聞いてみたい、体験してみたい、という治療家の方も多数いらっしゃいます。三浦先生にご質問などがあれば、お繋ぎすることも可能です。
現在、操体法東京研究会の定例講習の受講生の半数以上が、この講座に参加しています。
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